ねこのお留守番

 

ねこを飼っていても、旅行をすることがありますよね。

また入院ということもあります。 

ねこだけで、留守番させるしか方法がないこともあると思います。

そんな時はどうしますか。

ペットホテルに預けるという方法もありますが、「ねこは家につく」といいます。

ペットホテルでは、ねこは狭いケージに入れられ、ストレスがたまるようですね。

短い期間であれば、できるだけ、家で留守番をさせたが良いでしょう。

 

 

その場合は、下記の注意と準備をしましょう。

1.猫だけの留守番の際の注意と準備

 

① 留守番可能な期間

私はねこ2匹だけで3泊4日留守番させたことがあります。ただどんなねこでも可能というわけにはいきません。
2泊3日あたりを限界と考えておいたがいいでしょう。

② 留守番可能な生まれてからの月数

少なくとも5ヶ月以上が必要です。

③ キャットフードと水

キャットフードと水は多めに、いくつかの容器に分けて入れておきましょう。

えさは腐敗を防ぐため、ドライのものにし、水はねこがぶつかってこぼしてしまう事

を考えていくつかに分けておきましょう。

自動的に餌を与えるオートフィーダーというものがあります。

餌や水の重量を感知して、少なくなったら与えるタイプと、タイマーで一定時間がきた

ら餌が出てくるタイプがあります。ねこにあったものを購入しましょう。

④ トイレ

トイレは、ねこの数+1個は欲しいですね。たっぷりとねこ砂を入れておきましょう。

⑤ おもちゃ

ねこは飼い主さんが帰ってこないことに不安を覚えるかもしれません。それを紛らわせ

るために、ねこのおもちゃを用意しておきましょう。

なければ、トイレットペーパーでもかまいません。引っ張り出したり、転がしたりして

遊んでくれます。

⑥ 冷暖房

人間にとって快適な温度に設定する必要はありません。夏であれば28℃~30℃、

冬場は10℃~13℃に設定しておきましょう。

この程度であれば24時間連続してエアコンを使っても、たいした電気料金にはならないでしょう。

また冬場は箱の中に毛布などを敷いておくと、ねこはそこで暖をとることができます。

⑦ 部屋の出入り

ねこが誤って何かの弾みに閉じ込められることがないよう、ねこが出入りするドアには

ストッパーをはさんで、ドアが閉まらないようにしましょう。

また逆にねこに入ってほしくないドアは忘れずに閉めておきましょう。

 

旅行中は残してきたねこの事が気になりがちです。

心配しなくていいように、十分に準備をしておきましょう。

 

 2.ペットシッターに頼むときの注意

 

3泊4日以上家を空けるときは、知人に世話を頼んでも良いですが、ペットシッターに

依頼する方法もあります。

ペットシッターは、多くの市で活動しています。

ペットシッターは、 まだ普及が始まったばかりです。店舗によってサービスの内容や

レベルが異なります。

ですから実際に契約を結ぶ前に下記のことを確認しましょう。

  • 店舗は動物取扱業の登録をしているか。
  • ペットシッターは、どんな研修を受け、資格を持っているか確認する。
  • ペットシッターが、動物取扱業登録の詳細を記載した「識別票」を所持しているか。
  • 事前の打ち合わせはどのように行うか。(顔合わせまたは電話?)
  • 同じペットシッターがすべての日程を行うか、途中の交代があるか。
  • サービスの内容
    えさやり、水やり、トイレの始末の他、猫の様子をメールや写真で送信してくれるところもあります。そうしてもらえると安心ですよね。確認してみましょう。
  • 価格
    店によって異なりますが、登録費用1000円、1日当たり交通費1000円、実費
     世話料3000円程度が基準の価格のようです。

 いずれにしろ、他人を家の中に入ってもらって、ねこの世話をしてもらうわけですか

ら、お互いの信頼が大切です。

何か気になるようなこと分からないことはすべて確認したうえで、利用しましょう。