ねこ砂の選び方


ねこが大好きなあなた 
 ねこ砂の事を御存知で
すか?

 

 

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あなたはねこを飼っていますか。ねこはかわいいですね。でも室内でねこを飼うとき、ねこの排泄は、衛生面や臭いの点で大きな問題ですね。

この問題解決に大きく関係するのが、ねこ砂の選択です。

しかしねこ砂はいろいろな種類があって、何を選んだが良いのか迷いませんか。

 

 

 

ねこ砂に求められる事

 

 

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1.消臭効果 

猫は他のペットと比較してもおしっこの臭いがかなりキツいです。猫のおしっこの臭いの原因は、腎臓から分泌される「コーキシン」というタンパク質成分が大いに関係していて、特に猫や猫の近縁の動物に大量に含まれているそうです。

 猫はキレイ好きな動物なので、臭いを消臭できているとしても常に清潔さは保つようにしましょう。

 トイレと切り離せないのが「排せつ物の臭い」。家中、猫のトイレの臭いになってしまうのは避けたいですよね。実際、臭い問題で「猫砂を変えよう」と思い立つ方も多いです。猫もおしっこ臭がするトイレを嫌うので、トイレを我慢してしまったり、粗相してしまったりします。
もし消臭効果の低い砂を使用していると交換頻度が増え、猫砂の消費量がどんどん増えていくことに……。
猫とコストパフォーマンスの両面を考えると、消臭力がある砂を選ぶのがおすすめです。

 

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2.ねこにとっての快適性


 猫が重視するポイントは、「におい」と「触感」のようです。

においとは、猫砂自体のにおいのことです。
猫砂は木、紙、おからなどさまざまな素材を原料にしています。香料を使用しているものもあり、素材のにおいや香料を嫌ってトイレを使用しないことがあります。

触感とは、トイレに入って踏んだときの感覚です。
足が沈むのがイヤ、肉球にはさまるのが不快、チクチク痛いなど猫によってこだわりはさまざま。おしっこはがまんして使えるけど、うんちは無理!という場合もあります。

 

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3.処分のしやすさ

消臭力に次いで多くの方が重視するのは「掃除のしやすさ」や「掃除の手間」についてのようです。実際、猫砂のパッケージには「トイレに流せる」「飛び散りにくい」「1カ月交換不要」など、掃除に関する言葉が多く並んでいます。
使うのは猫ですが、掃除するのは飼い主さんということを踏まえて、猫も人も快適に使える猫砂を選びたいですね。

 

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 4.価格

 

 

コストパフォーマンスは、猫砂の機能性や素材と価格のバランスを見た上で重要なチェックポイントになります。排泄はどの動

物も毎日することなので、せっかく良い猫砂でもあまりにコスパが悪いとリピートしづらいです。

コスパを見る上でも猫砂の吸収力が関係していて、吸収力が高い猫砂は使用する猫砂少なくて済むのでお財布にも地球にも優しくなります。

 

ねこ砂の種類

 

1. ベントナイト系

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砂のような素材なので、猫も違和感なく使うことができるようです。吸水力抜群ですが、細かいので散らばりやすいという難点もあります。

 まず、固まり具合が素晴らしかったです。がっちり固まってくれるので、汚れたところをしっかり取り除くことができます。
余分な砂を捨てることがなくなり、コストパフォーマンスは優秀。また、汚れていない砂におしっこの臭いがつくということもなく、消臭力も文句なしです。
しかし、ほこりとトイレ周りのじゃりじゃり感が気になります。
また、猫が砂をかくと、かなり粉塵が舞いました。
フルカバーのトイレには不適当です。くしゃみや咳をしやすい猫、鼻炎持ちの猫の場合にも避けたほうがよいでしょう。 また、よく固まるということは、腸内でもその可能性があるわけで、少し気になるところです。

 

 2.シリカゲル系

 

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 脱臭剤として使用されているシリカゲルを使った猫砂は、消臭効果が非常に高いです。夏場などの臭いの気になる時期でも抜群の消臭力で安心して使えます。
安全性についてですが、シリカゲルは純度が高く、水晶や石英の成分と同じ物質で毒性はありません。ただし下記の欠点があります。
鉱物のため燃えるゴミでの処理ができません。
水分のあるものに付着する性質があるので、小さい粒や欠片が目や腸壁に張り付くと潰瘍の危険性があるといわれています。
他の猫砂に比べ、高価です。

  

3.紙系

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吸収力も高めでトイレに流せます、家の中に使用済みの猫砂を放置しなくて済みますが、捨てる時はおしっこ1回分程度にとどめておきましょう。
紙製で軽いので、運ぶ際にうれしいですね。
消臭作用は、添加された消臭剤により消臭力が強くなっています。
吸収力は、吸吸性ポリマーの使用で強化されています。
給水すると固まって他の部分と見分けがつきやすく、捨てるときその部分のみを捨てることが出来ますので、無駄がでません。
ほこりがたちやすい事、添加物が多く使われている事が欠点です。

  

4.おから系

 

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猫を飼っていない人からすると「猫砂におから?!」と思ってしまうかもしれませんが、おからも猫砂で人気ある素材です。ホコリが立ちにくく、吸収力も消臭効果も問題ありません。おから独特の臭いに最初はびっくりするかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。

おからとコーンスターチなどが原材料の砂は、ねこが食べてしまう事があります。
トイレとして使用してくれるものの、おなかが空いたときにトイレに砂を食べに行くようになると困りますね。口に入っても安全ですが、防腐剤が利用されている場合もあるため、そのような場合は使わないほうがいいでしょう。
次におからと木材が混ざったタイプは食べることはないようです。消臭力は十分です。臭いと感じたことはありません。
しかし、汚れた砂が多くなってくるとさすがに臭ってしまうので、1~2週間に一度は全替えをおすすめします。

 

5.木質系

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木を使った猫砂は、他の素材に比べて猫砂自体の臭いも気にならずに使えます。燃えるゴミとして廃棄でき、中にはトイレに流せるタイプの木製猫砂もあります。

消臭効果が高く、重量も比較的軽いので木製猫砂をリピートし続けている人も多くいます。飛び散りにくいところも助かります。

 

固まるタイプ
木の香りが強く、消臭力はつよいです。
ただし猫の毛にくっついてしまうところです。特に長毛の猫はおなかと足を中心に、砂だらけになることがあります。
長毛種の猫の場合は表面が滑らかなものがよいですね。

 

 

崩れるタイプ
濡れるとおがくず状に崩れるタイプです。システムトイレ専用です。
おがくずを圧縮して固めているものが多く、においは木の香りがとても強かったです。使われている木材によって(ヒノキ、パインウッドなど)香りは違います。
下のトレーに汚れた砂が溜まっていきますが、においは強くありません
こちらも流せるタイプですが、流す場合は1回分のおしっこやうんち程度と考えてください。

 

 

お勧めのねこ砂 

 

何を重視するかによって、選ぶねこ砂の種類は変わります。

それぞれのもっとも重視する項目ごとに選んでみましょう。

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1.消臭効果で選ぶなら、木質系かシリカゲル系

 

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シリカゲル系が最も消臭効果は高いです。しかし高価ですし、目や腸壁
に付着した場合も気になります。

おすすめとしては、木質系です。でんぷん等を添加して、よく固まるようにした商品と、添加物を使わずに天然の安全性を重視した、固まらない商品があります。固まらない商品は、システムトイレを併用します。

御家庭にあわせてお選びください。

 

2.ねこにとっての快適性で選ぶなら、木質系かベントナイト系

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ベントナイト系は、自然の砂にもっとも感触が近いので、ねこが好むねこ砂です。
ただし固まりすぎるとか、ほこりが舞いやすい、飛び散った砂のジャリジャリ感等の難点とあわせて考える必要があるでしょう。

おすすめは木質系です。

3.処分のしやすさで選ぶなら、紙系

 

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紙系は燃えるゴミで捨てることが出来ます。また少量ならトイレに流すことも出来ますから、処理がしやすくて助かりますね。

紙系は、濡れた部分がブルーに変わるタイプと変わらないものがあります。どちらも濡れた場所が変化しわかりやすく、しっかり固まり、掃除がしやすい商品です。

 ただ空気中の湿気を吸ってしまうようで、日が経つと砂全体が湿気ってしまうことがあり、ねこがいやがることがあります。

 色々なサイズが揃っています。ねこのおおきさによって肉球の間に挟まりにくいサイズが異なるので、確認してみましょう。