のらねこを家族に

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子どもがのらねこを拾ってきたり、後を付いてきたりして、ペットとして飼おうとすることがありますよね。

私が飼っている2匹のねこもそのようにして、家族になったねこです。

ペットとして飼おうとした時どうしたら良いでしょう。

まずやることがあります。

 

1.のらねこを飼う時、まずやること

① 病院に連れて行きましょう

のらねこは、のみやしらみを持っていることがあります。またねこエイズや白血病に感染していることがあります。

知らずに室内で飼うと、先住ねこがいれば、そのねこに感染する恐れがありますし、害虫が室内で増殖すると困ったことになります。

ですから、まず動物病院で検査を受けましょう。

料金は検査内容によりますが、5000円~15000円程度

事前に動物病院に検査内容と料金を確認しておくことをお勧めします。

② 迷子猫でないかどうか確認しましょう

飼おうとしているねこは、誰かに飼われてていたのかも知れません。元の飼い主さんが必死に探しているかもしてません。迷子ねこ掲示板で迷いねこの登録情報を探してみましょう。ない場合は保護ねこ情報として登録し、連絡を待ちましょう。

また保険所や警察に届けが出ているかもしれません。そちらでも探してみましょう。

③ 飼う環境を整えましょう

まだ赤ん坊のらねこをペットにする場合は別として、それ以外は野外の生活に順応して生きてきただけに、常に室内での生活には、ストレスを受けます。

できるだけねこが落ち着ける静かなところに、下記のようなねこ用グッズを用意しましょう。

  • ゲージ、毛布
  • トイレ用品
  • 食器
  • フード
  • ミルク
  • グルーミング用品
  • おもちゃ

2.のらねこを飼うとき注意すること

① 最後まで責任を持って飼いましょう

 

一旦飼うと決めたら、最後まで飼いましょう。のらねこの寿命は5年程度といわれていますが、かいねこは10年から中には20年程度長生きするねこもいます。

途中で見放されのらねこに戻ったら、もう長くは生きていけません。

ですから最後まで面倒をみるつもりで飼い始めましょう。

② トイレのしつけには、時間がかかる事があります。

 

まだ子ねこの段階で、迎え入れた場合は、割りに早く覚えてくれますが、長くのらねこ生活をしていたねこは、なかなか覚えてくれない事があります。

まずは、トイレをねこが安心できる静かなところに設置しましょう

 また最初は、ねこの行動を観察し、下のようなサインがでたらすぐにトイレに連れて行きましょう。

  • 床のニオイを嗅いでウロウロする
  • かがみ始める
  • 床をひっかく動作をする

排尿を失敗して、トイレ以外の場所の掃除が不十分だと、そこに臭いが残り、再びその場所に尿をしがちです。きれいにふき取り、においを残さないようにしましょう。

自分でトイレに行くようになったら安心です。

③ 風呂は、ストレスの原因になりがちです。

のらねこを家に入れるとすぐに風呂で洗いたくなりますが、それはねこにとって大変な

ストレスです。慣れるまで風呂で洗うのは控えましょう。

ねこの身体が汚れているようであれば、濡れたタオルで拭いてあげましょう。

そのときシャンプーや石鹸は厳禁です。ねこは自分で身体を嘗め回しますからね。

④ 去勢手術を受けましょう

これは、できれば受けさせたくありませんが、発情期のオスねこが発するスプレイ

(自分の縄張りを示すため、尿を振りまく行動)は人に耐えられるものではありませ

ん。

室内飼いの場合、スプレイ行動を防ぐためには、去勢手術を受けされるしかない

でしょう。

メスねこはスプレイ行動はありませんが、発情期には大きな声で鳴き続けます。

これはとめられません。

私のメスねこも同様でしたので、仕方なく去勢しました。ただしメスねこの場合、

子宮と卵巣を取り去るという大手術になるため、メスねこの負担はオスねこよりおおき

なものになります。

だからでしょうか、私が飼っていた私にベッタリのメスねこは、私が動物病院に連れて

行き、手術を受けさせたからでしょうか、手術後は私を避けるようになってしまいまし

た。

手術料金は、オスで15千円から25千円、メスで20千円から35千円が相場です。

それでも人間とねこの同居のためには仕方がありませんね。

 

上記のような事を考えると、かわいそうだとか、かわいいとかの軽い気持ちでのらねこ

を飼い始めると後で後悔することになります。

飼う場合は、この記事などを参考にして、それなりの準備と覚悟の上に飼いましょう。

でも慣れるとかわいいですね。命をすくったという思いもあります。